特集 外傷性肩関節前方不安定症の治療戦略
外傷性肩関節前方不安定症手術に関連したバイオメカニクス
山本 宣幸
1
1東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座整形外科学分野
キーワード:
バイオメカニクス(biomechanics)
,
remplissage法(remplissage procedure)
,
関節窩骨欠損(glenoid defect)
Keyword:
バイオメカニクス(biomechanics)
,
remplissage法(remplissage procedure)
,
関節窩骨欠損(glenoid defect)
pp.1022-1027
発行日 2020年10月19日
Published Date 2020/10/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000391
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外傷性肩関節前方不安定症に関連したテーマ2つ(remplissage法,新しい関節窩骨欠損評価)について解説した。Remplissage法後の外旋制限についてバイオメカニクス研究と臨床研究の違いについて考察した。関節窩骨欠損に関してcritical bone loss(要治療骨欠損)以外にsubcritical bone loss(要治療骨欠損に準じた骨欠損)の存在が明らかになってきており,対応が必要となっている。
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