特集 整形外科の外傷治療-現状と課題-
Ⅲ. 脆弱性骨折治療,二次骨折予防の現状と課題
骨粗鬆症性椎体骨折の治療
三原 徳満
1
,
永島 英樹
1
1鳥取大学医学部感覚運動医学講座
pp.62-66
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000270
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
骨粗鬆症性椎体骨折治療の原則は保存治療であるが,神経障害がある場合や,十分な保存治療でも骨癒合が得られず,痛みのためにADLが低下している症例に対しては手術治療が必要となる。現在,手術治療には椎体形成やインプラントを用いた固定術があるが,隣接障害やインプラントのbackoutなどが問題となっており,これらをいかに減らしていくかが今後の課題である。
Copyright © 2020, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.