特集 リウマチと整形外科
上肢の手術の適応と実際② 手指・手関節の機能再建手術
遠山 将吾
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1京都府立医科大学大学院医学研究科運動器機能再生外科学(整形外科学教室)/京都府立医科大学大学院医学研究科 集学的身体活動賦活法開発講座
キーワード:
リウマチ手(rheumatoid hand)
,
手指変形(finger deformity)
,
尺側偏位(ulnar drift)
Keyword:
リウマチ手(rheumatoid hand)
,
手指変形(finger deformity)
,
尺側偏位(ulnar drift)
pp.304-309
発行日 2020年3月19日
Published Date 2020/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000168
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関節リウマチにおける手指や手関節に対する手術は,病態の難解さと高い再発率と骨脆弱性のため,昔は治療が困難な領域とされてきた。しかし近年の薬物療法の進歩により,術後再発率の低下と骨強度の改善が得られ,関節温存手術が見直されつつある。本稿では,当院における10年間のコホート研究に触れながら,手指と手関節における手術適応と実際を記載する。
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