特集 Structural Heart Disease
治す THVの耐久性
樋口 亮介
1
1榊原記念病院 循環器内科
キーワード:
再手術
,
心臓疾患
,
バイオプロテーゼ
,
人工器官機能不全
,
リスク評価
,
人工心臓弁
,
評価基準
,
血行力学
,
日本
,
ヨーロッパ
,
経カテーテル大動脈弁置換術
,
圧較差
,
耐久性
Keyword:
Bioprosthesis
,
Europe
,
Hemodynamics
,
Japan
,
Heart Diseases
,
Heart Valve Prosthesis
,
Prosthesis Failure
,
Reoperation
,
Risk Assessment
,
Transcatheter Aortic Valve Replacement
pp.788-792
発行日 2018年8月9日
Published Date 2018/8/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2018379219
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<Point>1 心臓外科手術に用いられる生体弁と同様に、経カテーテル的人工弁(transcatheter heartvalve:THV)は構造的弁劣化を来す。遠隔期に再治療が必要となることがある。2 外科弁の長期耐久性に関する報告は多いが、TAVIで用いられるTHVの耐久性のデータは5年迄である。TAVIの適応が拡大しつつあるため、より長期の耐久性データが必要である。3 外科弁、THVの耐久性を評価するには同一の基準を用いる必要がある。欧州基準やVIVIDグループの提唱した基準が今後のスタンダードになるかもしれない。
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