特集 症候別画像診断プロトコル
3T MRI独特のシーケンス MRS
田岡 俊昭
1
1名古屋大学 医学部放射線医学教室
キーワード:
磁気共鳴スペクトロスコピー
,
MRI
,
ROI (画像診断)
,
エコー時間
,
画素値
Keyword:
Magnetic Resonance Imaging
,
Magnetic Resonance Spectroscopy
pp.156-158
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019184045
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通常のMRIは時間軸方向のMR信号を位置情 報として変換することで画像化するのに対し て,MRSでは周波数情報として解析したスペク トルから,生体内の代謝物を評価する手法であ る(表1)。通常は代謝物の濃度の定量はできず, 臨床的には変動の少ないクレアチン(Cr)を標準 とした信号比で代謝物の評価を行う。3Tではよ りS/N比が高く分離のよい結果が得られるが, 1.5T装置でも十分に施行可能である1)。
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