特集 症候別画像診断プロトコル
3T MRI独特のシーケンス 骨軟部(関節)
稲岡 努
1
,
中塚 智也
,
北村 範子
,
粕谷 秀輔
,
寺田 一志
1東邦大学医療センター佐倉病院 放射線科
キーワード:
MRI
,
半月損傷
Keyword:
Tibial Meniscus Injuries
,
Magnetic Resonance Imaging
pp.164-165
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2019184048
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膝関節痛などの一般的な症状に対する膝関節 MRIでは矢状断像を中心とし,冠状断像,横断 像と3方向での観察が基本である。まず,矢状 断像でのT2強調像,T2*強調像は必要不可欠で ある。T2強調像でもTE設定には注意が必要で, 長すぎても短すぎてもいけない。TEが短くなっ てしまうと,関節軟骨と関節液の区別がつきに くく,マジックアングル効果の影響を受けて部 分的な信号上昇がみられる。
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