特集 知っておきたいMRI画像診断のコツ
造影MRI
廣瀬 正典
1
,
扇谷 芳光
,
後閑 武彦
1昭和大学 医学部放射線医学講座
キーワード:
Gadolinium
,
危険因子
,
MRI
,
造影剤
,
過敏症-薬物
,
腎機能障害
,
腎性全身性線維症
Keyword:
Contrast Media
,
Drug Hypersensitivity
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Risk Factors
,
Renal Insufficiency
,
Nephrogenic Fibrosing Dermopathy
,
Gadolinium
pp.26-29
発行日 2018年4月1日
Published Date 2018/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2018192364
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<チェックポイント>
●MRI用造影剤には経口剤と血管内投与剤がある。
●MRI用の造影剤は主にガドリニウム(Gd)造影剤が使用されている。
●MRI用造影剤には肝特異性造影剤がある。
●Gd造影剤はヨード造影剤と異なり、Gdの濃度と信号強度上昇には正比例の関係はない。
●Gd造影剤の重要な有害事象に腎性全身性線維症があり、腎機能低下患者には使用してはいけない。
●Gdは体内に残留する。
●Gd造影剤の使用にあたっては十分に問診を行い、適応に注意しなければならない。
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