特集 小児股関節に対する治療
小児股関節疾患に対する治療の実際 発育性股関節形成不全の手術療法(骨切り術)の実際
和田 晃房
1
1佐賀整肢学園こども発達医療センター 整形外科
キーワード:
X線診断
,
股関節脱臼-先天性
,
骨切り術
,
内固定法
,
過大大腿骨頭
,
Riemenbuegel装具
Keyword:
Coxa Magna
,
Fracture Fixation, Internal
,
Hip Dislocation, Congenital
,
Osteotomy
,
Radiography
pp.145-152
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019047082
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発育性股関節形成不全では、骨盤骨切り術や大腿骨近位部骨切り術を、脱臼で観血的脱臼整復術と併用したり、遺残性亜脱臼の補正手術として行ったりする。本稿では、手術適応と、主に用いられることが多いSalter骨盤骨切り術、Pemberton骨盤骨切り術やトリプル骨盤骨切り術、および、LCP pediatric hip plateを用いた大腿骨近位部骨切り術について、症例を提示して述べる。
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