特集 小児股関節に対する治療
小児股関節疾患に対する治療の実際 発育性股関節形成不全(脱臼)の手術療法(観血的整復術)の実際
鉄永 智紀
1
,
青木 清
,
赤澤 啓史
1岡山大学病院 整形外科
キーワード：
関節造影
,
ギプス包帯
,
股関節脱臼-先天性
,
内固定法
,
全身麻酔
,
仰臥位
,
手術時体位
,
関節包解離術
,
腱移行術
Keyword:
Arthrography
,
Anesthesia, General
,
Casts, Surgical
,
Fracture Fixation, Internal
,
Hip Dislocation, Congenital
,
Tendon Transfer
,
Supine Position
,
Joint Capsule Release
pp.139-144
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019047081
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発育性股関節形成不全(脱臼)に対する観血的整復術は、牽引治療などの保存療法で良好な治療経過が得られるため徐々に適応が限られてきているが、保存療法不成功例や歩行開始後の症例では必要な治療法である。さまざまな観血的整復術のなかから、筆者らが現在行っている広範囲展開法(田辺法)を中心に、その適応、手術手技、ポイントについて解説する。
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