特集 運動器疼痛update
腱付着部症の最新知見と治療
落合 信靖
1
,
大鳥 精司
1千葉大学 大学院医学研究院整形外科学
キーワード:
多血小板血漿
,
血管内治療
,
腱付着部症
,
体外衝撃波療法
Keyword:
Enthesopathy
,
Extracorporeal Shockwave Therapy
,
Endovascular Procedures
,
Platelet-Rich Plasma
pp.646-652
発行日 2018年6月19日
Published Date 2018/6/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018282187
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腱付着部症(enthesopathy)はoveruseを主体とした機械的ストレスが主な原因と考えられている。本稿では、腱付着部の解剖学的な特徴と文献的に報告されている発症原因と、近年新たに行われている保存療法である多血小板血漿(PRP)療法、血管内治療、体外衝撃波療法を論述した。腱付着部症の治療においては近年さまざまな治療法が報告され、各々の特徴を理解し、最適な治療を模索していく必要があると考えられる。
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