特集 AI と心臓病診療日常診療への可能性を探る
識る10
AI を用いた冠動脈疾患の生理学的病変特徴の評価~ AI は診断補助に留まらず, 治療補助に挑めるのか~
割澤 高行
1
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院循環器内科
キーワード:
生理学的びまん性病変
,
生理学的局所性病変
,
PCIの価値
,
Physiology-guided PCI
,
Pressure wire pullback
Keyword:
生理学的びまん性病変
,
生理学的局所性病変
,
PCIの価値
,
Physiology-guided PCI
,
Pressure wire pullback
pp.1065-1071
発行日 2021年11月9日
Published Date 2021/11/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000700
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近年,安定冠動脈疾患に対して,冠内圧測定でのカットオフ値単独での判断に留まらず,pressure wire(PW)のプルバック曲線により対象病変が生理学的にびまん性なのか局所性なのかを判断し,ステント治療による圧較差解消のメリットを勘案したうえで血行再建適応の決定を行い,メリットの大きな部位にステント留置を行う治療戦略が提唱されている。複雑な判断であり,その実践には高い専門性を要する。
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