特集 持続性(慢性)心房細動の治療戦略先生の治療方針は?
診る1
持続性心房細動患者の症状を診る:“無症候性”患者は本当に無症状?
武居 明日美
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科循環器内科学
キーワード:
心房細動
,
持続性
,
無症候性
,
症状
,
運動耐容能
Keyword:
心房細動
,
持続性
,
無症候性
,
症状
,
運動耐容能
pp.216-221
発行日 2021年3月9日
Published Date 2021/3/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000501
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心房細動は,脳卒中・心不全(左室機能低下)・QOL低下のみならず,認知症・入院,そして死亡リスクを増大させることが報告されてきた。しかしながら,無症候性心房細動は診断や対応が遅れやすいうえ,主たるリズムコントロールの手段であるカテーテルアブレーションの適応決定にさえ不利となるため,症状を見抜くことは重要な鍵となる。
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