特集 循環器疾患バイオマーカー 有用性と可能性
識る6
心不全パンデミックを防ぐためにはバイオマーカーをどう使うか?
絹川 真太郎
1
,
筒井 裕之
1
1九州大学大学院医学研究院循環器病病態治療講座
キーワード:
BNP
,
心不全補助診断
,
ガイド下治療
,
神経体液性因子
,
運動耐容能
Keyword:
BNP
,
心不全補助診断
,
ガイド下治療
,
神経体液性因子
,
運動耐容能
pp.956-961
発行日 2020年10月9日
Published Date 2020/10/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000316
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心不全は増加の一途を辿っており,心不全パンデミックとよばれている。パンデミックを防ぐためには,心不全の早期診断や心不全増悪の予防を目指して,適切な心不全バイオマーカーの使用が必要である。本稿では,心不全の確立したバイオマーカーである脳性ナトリウム利尿ペプチド(brain natriuretic peptide:BNP)の用い方を中心に概説する。
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