特集2 検査時の状況に応じたFDG–PET検査の読影レポート作成
CASE 16 薬物療法後FDG–PET検査におけるピットフォール
中谷 航也
1
1京都大学大学院医学研究科 放射線医学講座(画像診断学・核医学)
キーワード:
FDG(fluorodeoxyglucose)
,
免疫関連有害事象(immune-related adverse events)
,
関節炎(arthritis)
Keyword:
FDG(fluorodeoxyglucose)
,
免疫関連有害事象(immune-related adverse events)
,
関節炎(arthritis)
pp.112-113
発行日 2025年1月26日
Published Date 2025/1/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001955
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状況A 胃神経内分泌腫瘍,食道癌,咽頭癌治療後。転移・再発診断目的。
状況B 胃神経内分泌癌に対して胃全摘後。食道表在癌,咽頭表在癌に対して治療後。その後CTにて腹膜播種を指摘され,1年前よりニボルマブによる治療を実施。CT上は播種病変の消退を認めた一方,治療中より乾癬が生じている。さらに両手の浮腫と関節のこわばりが出現し改善に乏しい。現在の腫瘍の病勢評価目的。
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