特集1 まれに出会うと悩ましい 肝病変の画像診断
まれな悪性肝腫瘍のCT,MRI診断(成人)
禹 潤
1
,
佐野 彰乙
1
,
大木 一剛
1
1東京慈恵会医科大学 放射線医学講座
キーワード:
ターゲットサイン(target sign)
,
血管貫通像(vessel penetrating sign)
,
斑点状濃染(speckled enhancement)
Keyword:
ターゲットサイン(target sign)
,
血管貫通像(vessel penetrating sign)
,
斑点状濃染(speckled enhancement)
pp.550-559
発行日 2024年5月26日
Published Date 2024/5/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001693
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肝原発悪性腫瘍のうち90%は肝細胞癌であり,そのほかのまれな肝原発悪性腫瘍に関しては遭遇頻度が少なく,非典型像を呈する場合もあるため,術前診断に難渋する場合がしばしばある。本稿ではそのような比較的まれな肝原発悪性腫瘍(まれな肝細胞癌のサブタイプを除く)のCT,MRIの特徴的な画像所見について概説する。
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