特集1 画像診断医に求められる認知症診断のminimum requirements−疾患修飾薬の到来を見越して−
[総論]
AT(N)分類と体液バイオマーカー
春日 健作
1
1新潟大学 脳研究所 生命科学リソース研究センター 遺伝子機能解析学
キーワード:
Alzheimer病(Alzheimer’s disease;AD)
,
脳脊髄液(cerebrospinal fluid;CSF)
,
AT(N)分類[AT(N)classification]
Keyword:
Alzheimer病(Alzheimer’s disease;AD)
,
脳脊髄液(cerebrospinal fluid;CSF)
,
AT(N)分類[AT(N)classification]
pp.862-867
発行日 2023年8月26日
Published Date 2023/8/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001372
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Alzheimer病(AD)の脳内病態を生前に評価するために,アミロイドβ(Aβ)沈着,病的タウ蓄積,神経変性・損傷の各バイオマーカーを組み合わせたものがAT(N)分類である。体液バイオマーカーとして脳脊髄液(CSF) Aβ42,リン酸化タウ,総タウの有用性が確立しており,より侵襲性の低い血液バイオマーカーの開発が進められている。
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