特別掲載 原発性アルドステロン症のラジオ波焼灼治療疾患の基本,医師主導治験から保険収載まで
第1回
疾患概念と治療の実際
高瀬 圭
1
1東北大学病院 放射線診断科
pp.690-703
発行日 2022年6月26日
Published Date 2022/6/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000938
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原発性アルドステロン症の標準的治療は,片側性アルドステロン過剰分泌は腹腔鏡下片側副腎全摘手術,両側性病変は薬物治療である。より低侵襲な治療法として本学を中心に進めてきた医療機器開発と医師主導治験により,2021年6月に「片側性アルドステロン過剰分泌によるアルドステロン症を対象とした経皮的手術による副腎腺腫のラジオ波焼灼治療」が保険収載となった。本誌の「特別掲載」として取り上げていただけることとなり,本治療法について放射線科関連の読者に迅速に紹介できることに深く感謝する。
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