特集 放射線診断医を悩ませる全身イメージング
WB(whole body)–MRIを用いた画像診断
片平 和博
1
1熊本中央病院 放射線科
キーワード:
躯幹部MRI[whole body(WB)–MRI]
,
治療効果判定(judgment of therapeutic effect)
,
熱源検索(search of fever unknown origin)
Keyword:
躯幹部MRI[whole body(WB)–MRI]
,
治療効果判定(judgment of therapeutic effect)
,
熱源検索(search of fever unknown origin)
pp.650-663
発行日 2022年6月26日
Published Date 2022/6/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000935
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MRI検査は本来局所精査であることが多いがWB–MRIは躯幹部スクリーニング検査である。空間分解能や信号雑音比は高くないが躯幹部を広範に俯瞰できるメリットは大きい。主に病変の拾い上げ,各種治療における治療効果の経過観察,熱源検索などその用途は広い。MRI活用の一手段として活用されることが望まれる。
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