特集 乳腺画像のプロローグ−日常臨床に役立つ基礎と最新トピック−
乳房MRIとMG,US/マルチモダリティ診断の重要性
石丸 恵子
1
,
磯本 一郎
2
1独立行政法人 地域医療機能推進機構 諫早総合病院 放射線科
2聖フランシスコ病院 放射線科
キーワード:
乳癌(breast cancer)
,
MRI(MR imaging)
,
マルチモダリティ診断(multimodality imaging)
Keyword:
乳癌(breast cancer)
,
MRI(MR imaging)
,
マルチモダリティ診断(multimodality imaging)
pp.1283-1293
発行日 2021年11月26日
Published Date 2021/11/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000772
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乳房MRIは,乳癌に対し高い検出感度を有する。しかし,マンモグラフィや超音波検査の情報なしに読影すると,浸潤癌においても病変の指摘さえ困難な場合がある。一方,良・悪性の判断が難しい病変において,MRIにマンモグラフィや超音波検査の情報を加えることで,さらに病変の性状を正確に評価することができ,特異度は上昇する。本稿では,乳房画像診断におけるマルチモダリティ診断の重要性について述べる。
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