今月の臨床 産科大出血に慌てない!!
産科出血の止血処置
IVR動脈塞栓術
五十嵐 豪
1
,
長谷川 潤一
1
,
鈴木 直
1
1聖マリアンナ医科大学産婦人科学
pp.286-291
発行日 2016年4月10日
Published Date 2016/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409208631
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●実臨床においてIVRは妊孕性温存あるいは子宮摘出後の出血症例などに必要不可欠な治療法の1つである.
●動脈塞栓術に使用する塞栓物質は,放射線科と産婦人科で協議を行い症例ごとに決定する必要がある.
●産科危機的出血症例に対する動脈塞栓術はまだ発展途上の分野であり,今後さらなる基礎的研究による検証を要する.
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