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CLINICAL IMAGIOLOGY Volume 37, Issue 6 （June 2021）

臨床画像 37巻6号（2021年6月発行）

特集2 この機会にちゃんと覚えるCTの原理［後編］

診断参考レベル赤羽正章 ¹ ¹国際医療福祉大学医学部放射線医学キーワード：診断参考レベル（diagnostic reference level；DRL） , 標準体格（average-sized patients） , 医療被ばく研究情報ネットワーク（Japan Network for Research and Information on Medical Exposures；J–RIME） Keyword: 診断参考レベル（diagnostic reference level；DRL） , 標準体格（average-sized patients） , 医療被ばく研究情報ネットワーク（Japan Network for Research and Information on Medical Exposures；J–RIME） pp.768-772

発行日 2021年6月26日 Published Date 2021/6/26

DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000680

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参考文献

線量限度に馴染まない医療被ばくは，診断参考レベル（diagnostic reference level；DRL）を用いて管理する。DRL運用は，条件をそろえて多施設を相対評価し，高線量な施設を絞り込んで最適化を促し，定期的なDRL改定にて徐々に必要最低限の線量を達成する仕組みである。この仕組みは診断能担保が疎かになると崩壊するので，診断能担保に責任を負う放射線科医の関与が不可欠である。