特集 領域別 経過観察画像の要点
頭頸部−頭頸部癌の治療後経過観察画像−
馬場 亮
1
,
尾尻 博也
1
1東京慈恵会医科大学 放射線医学講座
キーワード:
頭頸部癌(head and neck cancer)
,
治療後画像(post–treatment imaging)
,
再発(recurrence)
,
合併症(complication)
Keyword:
頭頸部癌(head and neck cancer)
,
治療後画像(post–treatment imaging)
,
再発(recurrence)
,
合併症(complication)
pp.606-613
発行日 2020年6月26日
Published Date 2020/6/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000292
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
モダリティとして造影CTが標準であり,治療終了6 〜 8週間後から6カ月で基線検査の施行が必要である。治療に伴う変化は画像解釈を困難にするため,理解が重要である。治療の合併症はときに再発に類似し,注意を要する。局所再発は治療部位に一致した浸潤性膨隆性腫瘤としてみられ,頸部再発は治療前と同様の転移リンパ節の診断基準により診断される。
Copyright © 2020, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.