特集 放射線科医が知っておくべき 脳血管障害診療 update
血管壁イメージングによる虚血性脳卒中のリスク診断と治療への応用
原田 雅史
1
,
齋藤 幹人
1,2
,
平野 照之
1
,
佐々木 真理
2
1杏林大学医学部 脳卒中医学教室
2岩手医科大学 医歯薬総合研究所 超高磁場MRI診断・病態研究部門
pp.18-27
発行日 2020年4月1日
Published Date 2020/4/1
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000262
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画像診断技術の進歩により,血管内腔のみならず血管壁を画像化することが可能となった。血管壁イメージングは虚血性脳卒中の診断・治療選択・効果判定への応用が期待されるが,撮像技術や所見の解釈において依然課題がある。正しい臨床応用のためには撮像法の適切な選択と病態ごとの正確な知識が必要である。
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