特別企画 放射線科スーパーセレクション2020この発表,この着眼点に注目!
cone beam CTと汎用型三次元画像解析ワークステーション(Synapse Vincent)を用いた塞栓領域予測
木下 光博
1
1徳島赤十字病院 放射線科
pp.398-404
発行日 2020年4月26日
Published Date 2020/4/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000194
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近年,さまざまなナビゲーションやシミュレーション技術が開発され,IVRの現場で活用されている。われわれの施設でも既存の汎用型三次元画像解析ワークステーションならびにそのソフトウェアを使用してTACE時のCBCTHAデータから対象となる肝動脈の灌流領域を解析し,これをVEAと名付け,TACE時のシミュレーションとしての活用を模索している。本稿ではVEAの作成方法を概説するとともにVEAの精度,さらに実臨床で使用するにあたり現状の問題点や今後の改善点,将来的な展望についても言及する。
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