特集 画像診断における脂肪の意味:存在からその意義まで
胸部病変(心大血管以外)
井手 香奈
1
,
佐野 由文
2
,
望月 輝一
3
1愛媛大学医学部附属病院 放射線科
2愛媛大学大学院医学系研究科 心臓血管・呼吸器外科学
3愛媛大学大学院医学系研究科 放射線医学
pp.244-254
発行日 2020年3月26日
Published Date 2020/3/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000162
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
胸部に発生する病変のなかには,脂肪を含む腫瘍性病変や,脂肪を交える構造,脂肪変性,脂肪の増生など,さまざまな疾患がある。脂肪を含む可能性のある胸部病変をみた場合,CTやMRIなどのさまざまなモダリティにて脂肪成分を証明することが診断の一助となる。本稿では,胸部に発生する脂肪を含む病変のCT,MRI所見について,自験例を含め解説する。
Copyright © 2020, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.