連載 特集アドバンストコース
『臨床画像』Vol.35,10月号特集 今知りたい,AIの歴史とこれから
粟井 和夫
1
1広島大学大学院医系科学研究科 放射線診断学研究室
pp.224-227
発行日 2020年2月26日
Published Date 2020/2/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000147
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本特集は,現在までのAIの歴史と画像診断領域でAIが今後どのように展開されるかについて,AIに詳しくない医師にでもわかるようにやさしく解説されたものである。もし,この特集をまだ読んでいない放射線科医がいたら,まず,原 武史先生の「AI活用における基礎と最新動向」を読んでAIがどのようなことに使えるのかを理解していただいたうえで,庄野 逸先生,藤田広志先生,森 健策先生の論文でAIの発展経緯を俯瞰するのがよいだろう。自分で実際にAIのプログラミングを行ってみたいと考える読者には,小田昌宏先生,間普真吾先生の論文が勉強のとっかかりになろう。また,橋本正弘先生の論文には,画像診断ナショナルデータベースの現況および課題が述べられており,日本における画像データベースの構築がどのように進んでいるのかを知ることができる。
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