Japanese
English
特集 次世代を拓く整形外科教育
Ⅲ章.手術手技教育
5.人工膝関節手術支援ロボットNAVIO/CORIとマニュアル手技を併用した手術手技と手術教育
Surgical techniques and surgical education using the NAVIO/CORI robotic assisted total knee arthroplasty in combination with manual procedures
和田 佳三
1,2
,
玉置 康晃
1
,
重清 晶太
1
,
杉峯 優人
1
,
浜田 大輔
1,3
,
西良 浩一
1
K. Wada
1,2
,
Y. Tamaki
1
,
S. Shigekiyo
1
,
Y. Sugimine
1
,
D. Hamada
1,3
,
K. Sairyo
1
1徳島大学整形外科
2徳島県立三好病院整形外科
3高松赤十字病院整形外科
1Dept. of Orthopedics, Institute of Biological Science, Tokushima University Graduate School, Tokushima
キーワード:
TKA
,
robotics
,
NAVIO
,
CORI
Keyword:
TKA
,
robotics
,
NAVIO
,
CORI
pp.571-574
発行日 2026年5月25日
Published Date 2026/5/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_571
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は じ め に
人工膝関節全置換術(TKA)は,変形性膝関節症に対するもっとも一般的かつ治療成績の良好な手術の一つである.TKAに関してこれまで多くの研究がなされ,ナビゲーションシステムをはじめとするコンピュータ支援技術が開発され,TKAはより正確に,高い再現性をもって実施できるようになった.近年では,手術支援ロボットが開発され,さらに正確に手術を行うことが可能となっている1).しかしながら,これらの手術支援ツールを使用する機会の増加に伴い,通常のインストゥルメントを使用したマニュアルTKAを行う機会が減少している現状がある.このような状況において,手術支援ロボットを単なる手術支援ツールとしてではなく,教育ツールとしてどのように活用できるかが重要な課題となっている.
そのような中で,当科では先輩医師がロボット支援技術とマニュアル手技を併用した手術方法を考案し,後輩である筆者の指導を行っていただいた.筆者も現在その方法をブラッシュアップして後輩に伝えている.本稿ではその手術方法を紹介し,現状の問題点や今後の展望などを共有したい.

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