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私の読書日記『街道をゆく』海外編
山崎 正志
1,2
1いちはら病院名誉院長
2筑波大学名誉教授
pp.366-366
発行日 2026年4月1日
Published Date 2026/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei77_366
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司馬遼太郎氏の『街道をゆく』は全43冊におよぶ.1971年(司馬氏47歳)に連載が始まり,1996年に氏が72歳で急逝するまで続いた.これは単なる紀行文集ではない.氏が訪れたそれぞれの地域における風土や歴史が凝縮された他に類をみない随筆集である.私の愛読書であり,学会や講演の折に近くで『街道をゆく』で取り上げられた地域があれば,可能なかぎり立ち寄るようにしている.全43冊のうち国内編が30冊で,海外編が13冊である.読書日記を執筆するにあたり,当初は国内編から選ぶことを考えたが,いずれも味わい深く甲乙つけがたい.そこで本稿では,あえて海外編から特に印象に残っている数冊を選んだ.
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