学会を聞く
第48回日本足の外科学会
黒川 紘章
1
H. Kurokawa
1
1奈良県立医科大学整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Nara Medical University, Kashihara
pp.287-290
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_287
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1.は じ め に
2023年10月26日(木)~27日(金)の2日間,大阪市のグランフロント大阪北館のコングレコンベンションセンターにおいて,第48回日本足の外科学会が開催された(図1).大阪医科薬科大学看護学部教授の安田稔人先生が会長を務められた(図2).
学会のテーマが「これからの足の診療―チームの力,個の力」ということもあり,医師だけではなく,看護師,理学療法士,装具士など多職種の方が参加した.新型コロナウイルス感染症の流行後,4年ぶりに制限のない完全対面での開催となったため,2日間で913名が参加し,発表は6会場とポスター会場で行われ,各会場で活発な討論がなされた.
筆者も会期前からプログラム委員として参加し,当日は主題「変形性足関節症の治療」の座長,パネルディスカッション「変形性足関節症に対する手術治療の適応と限界」と「重度外反母趾に対する各種治療法の限界」の2演題の演者,ハンズオンセミナーの講師として参加した.
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