学会を聞く
第58回日本脊髄障害医学会
廣田 亮介
1
R. Hirota
1
1札幌医科大学整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Sapporo Medical University School of Medicine, Sapporo
pp.291-296
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_291
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1．は じ め に
2023年11月16日（木）～17日（金）の2日間，第58回日本脊髄障害医学会が獨協医科大学リハビリテーション科学講座主任教授の美津島隆会長のもと，さいたま市のソニックシティで開催された（図1，2）．今回のテーマは「蛍窓雪案」である．これには，「苦難を乗り越えて地道に勉強すればその努力は必ず報われる」という美津島先生の強い意志が込められている．コロナ禍という逆境において，われわれ医療者が研鑽に励み，患者や社会に貢献するためにはどうすべきかということを強く感じる学会となった．
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