整形トピックス
頚髄症の脳イメージング研究による予後予測バイオマーカー
武中 章太
1
1JCHO大阪病院整形外科
pp.1374-1374
発行日 2023年12月1日
Published Date 2023/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei74_1374
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頚髄症は脊髄の圧迫により,痙性や手指の障害,歩行障害などの症状を引き起こす.頚椎MRIが標準的な画像診断法であるが,予後予測のためのバイオマーカーとしての有効性については議論の余地があり,頚髄症患者の神経学的回復を正確に予測する非侵襲的な画像バイオマーカーが必要とされている.その候補の一つとして脳安静時functional MRI(fMRI)がある.
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