学会を聞く
第27回日本腰痛学会
折田 純久
1
S. Orita
1
1千葉大学大学院先端脊椎関節機能再建医学/整形外科
1Center for Advanced Joint Function and Reconstructive Spine Surgery, Graduate School of Medicine, Chiba University, Chiba
pp.190-193
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei71_190
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1．は じ め に
2019年9月13日（金）から2日間，神戸国際会議場で第27回日本腰痛学会が開催された．本学会は臨床・基礎を問わず，さらには職種の垣根も越えて腰痛疾患の最新研究・知見の交流を図るため開催されており，第1回は日本腰痛研究会として1993年に神戸で開催されたのを機に毎年規模を拡大しながら開催されている．
今回は市村正一先生（杏林大学）が「腰痛診療の覧古考新」を学会テーマに会長を務められた．例年は10～11月にかけて開催されることの多い本学会であるが，2019年は同時期に日本を舞台に開催されるラグビーワールドカップ（W杯）の開催時期を慮り，やや早めの開催とされたとのことであった．
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