学会を聞く
第26回日本腰痛学会
二階堂 琢也
1
T. Nikaido
1
1福島県立医科大学整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., School of Medicine, Fukushima Medical University, Fukushima
pp.387-390
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei70_387
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1.は じ め に
2018年10月26日(金)~27日(土)の2日間,松山幸弘会長(浜松医科大学)のもと第26回日本腰痛学会がアクトシティ浜松で開催された(図1).本学会では,「腰痛の真理追究と明るい未来へ」というテーマが掲げられ,指定演題27演題,公募演題212演題,あわせて239演題(うちポスター46演題)という多くの演題が取り上げられ,密度の濃い,充実した内容の学会となった.学会前日の会長招宴では,松山会長から,学会の前身である日本腰痛研究会から現在の日本腰痛学会にいたるまでの歴史についてのプレゼンテーションがあった(図2).過去の学会で会長を務められた先生やその時のテーマや主題,演題数,抄録集の表紙,そして学会の写真などを織り交ぜながら紹介があり,たいへん興味深く拝聴した.日本腰痛学会の紺野愼一理事長(福島県立医科大学)からあいさつがあった(図3).ホスピタリティに溢れる,とても温かい会長招宴であった.
翌日からの学会は,松山会長の開会のあいさつから始まり(図4),第1会場から第4会場まで講演会場4つ,ハンズオンセミナー会場1つ,ポスター会場1つの計6会場と大規模に開催された.学会初日の夜の全員懇親会は,学会場近くの「はままつ地ビールレストラン・マインシュロス」で行われ,美味しい地ビールと料理を楽しんだ.
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