整形トピックス
iPS細胞を用いた脊髄再生医療
名越 慈人
1
,
岡野 栄之
2
,
中村 雅也
1
1慶應義塾大学整形外科
2慶應義塾大学生理学
pp.1400-1400
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei71_1400
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脊髄損傷に対する再生医療は,新しい時代を迎えつつある.すでにわれわれは,急性期脊髄損傷に対する肝細胞増殖因子投与の臨床試験を行い,受傷時に完全麻痺の症例であっても運動機能に改善傾向がみられることを報告した1).そして,亜急性期に対するiPS細胞を使った細胞移植の臨床研究がいよいよ始まろうとしている.
© Nankodo Co., Ltd., 2020