学会を聞く
第43回日本足の外科学会・the 5th AIG Annual Meeting
安井 洋一
1
Y. Yasui
1
1帝京大学整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Teikyo University School of Medicine, Tokyo
pp.488-493
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei70_488
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1.は じ め に
2018年10月31日(水)~11月3日(土)に木更津市で開催された第43回足の外科学会/the 5th Ankle Instability Group Annual Meeting合同会議は,国内外から多くの参加者を集め,盛会裏に終了した(図1).
足部・足関節は,二本足歩行を支える重要な器官であるが,多くの整形外科医に煙たがられている存在である.筆者も,卒後4年目に「足の外科診」に遭遇しなければ,友だち未満の関係を維持したいと考えていた.
本稿では,足の外科診を楽しめるまで成長した筆者の目線をとおして,本学会について報告する.
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