Japanese
English
臨床室
在宅でのエンドオブライフケアにより生存期間の延長が可能であった骨肉腫の1例
Home-based palliative care for osteosarcoma patient on the period of end-of-life;report of a case
材木 美穂
1
,
鈴木 賀代
1
,
安田 剛敏
1
,
渡邉 健太
1
,
金森 昌彦
2
,
木村 友厚
1
M. Zaimoku
1
,
K. Suzuki
1
,
T. Yasuda
1
,
K. Watanabe
1
,
M. Kanamori
2
,
T. Kimura
1
1富山大学整形外科
2富山大学人間科学(1)
1Dept. of Orthop. Surg., Faculty of Medicine, University of Toyama, Toyama
キーワード:
EOL
,
home-based palliative care
,
OS
Keyword:
EOL
,
home-based palliative care
,
OS
pp.445-449
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei70_445
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エンドオブライフ(end-of-life:EOL)ケアとは,差し迫った死あるいはいつかはくる死について考える人が,生が終わるときまで最善の生を生きることができるように支援することである1).癌患者のEOLケアを受ける場所が,病院より在宅であるほうが,予後が延長するという報告がある2).われわれは,思春期,若年成人(adolescents and young adults:AYA)期の骨肉腫(osteosarcoma:OS)患者に対しEOLケアを在宅で行うことにより予測された生存期間を3ヵ月間延長させることが可能であった1例を経験したので報告する.
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