特集 人生の最終段階を支える医療―患者の歴史と医療をつなぐ
[Chapter 3] シチュエーションごとの終末期医療を考える
離島における現状
前田 隆浩
1
,
井上 効子
2,3
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 総合診療学分野/離島・へき地医療学講座
2五島医師会
3井上内科小児科医院
キーワード:
離島医療
,
終末期ケア
,
多職種連携
Keyword:
離島医療
,
終末期ケア
,
多職種連携
pp.69-72
発行日 2026年7月1日
Published Date 2026/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika138_69
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
★★★離島では急速な高齢化が進むなか,医療・介護資源が不足しており,住民の多くが自宅での最期を望みながらも,家族の負担や24時間支援体制が未整備なことなどにより実現が困難な現状にある.
★★★資源制約がある反面,住民同士の相互扶助や「顔の見える関係」による緊密な多職種連携が強みとなり,アドバンス・ケア・プランニング(ACP)を生活や地域の文脈のなかで進める基盤となりうる.
★★★離島での実践は,「生活と医療をつなぎ直す」という終末期ケアの本質を学ぶ教育の場であり,本邦の超高齢社会における医療の将来像を先取りしている.
★★★:一般内科診療で必要な内容,★★:総合内科専門医試験レベルの内容,★:専門性の高い内容

© Nankodo Co., Ltd., 2026

