書評
みんなで取り組む社会的緩和ケア―お金がない・身寄りがない・介護できない患者を支えるための本
草場 鉄周
1
1医療法人北海道家庭医療学センター 理事長
pp.451-451
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_451
- 販売していません
- 文献概要
日々の診療で感じる社会とコミュニティのあり方の変容.20年前はまだ「家族の絆」が安全装置として働いていることを感じていたが,最近はその絆はますます弱まっていることを実感する.また,人口減少や都市部への人口偏在で地域の力も落ちてきているうえに,物価高騰とそれに追いつかない収入の影響もあって家計の力も踏ん張りきれなくなっている.個人の自由を尊重する社会の追究の先には,決して幸せだけではなく,こうした代償が伴っていることを痛感する.
© Nankodo Co., Ltd., 2026

