書評
飯塚病院発! 7stepsで学ぶ緩和ケア必須手技
矢吹 拓
1
1国立病院機構栃木医療センター内科 部長
pp.295-295
発行日 2026年2月1日
Published Date 2026/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika137_295
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- 文献概要
ある当直の夜,末期のがん性胸膜炎の患者さんに胸腔穿刺が必要な状況になりました.とくに胸腔穿刺手技には慣れているつもりでしたが,一度目の穿刺で胸水が排出されず,刺し直しが必要になりました.最終的に穿刺にかなりの時間がかかってしまい,患者さんに余計な苦痛を与えてしまいました.そのときの申し訳なさと無力感は,今も鮮明に覚えています.緩和ケアの現場では「苦痛をやわらげる」ことが目的のはずなのに,そのための手技でつまずいてしまったのです.
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