特集 在宅医療は何のために存在するのか―これからの在宅医療を見据えて
[Chapter 5] 在宅医療のバリエーション
在宅医の時間外対応バックアップ
中尾 亮太
1
1株式会社当直連携基盤
キーワード:
24時間オンコール
,
診診連携
,
当直機能シェア
,
医師の働き方改革
Keyword:
24時間オンコール
,
診診連携
,
当直機能シェア
,
医師の働き方改革
pp.468-472
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika133_468
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▪在宅医の時間外対応バックアップはただ当直医を配置しておけばよいということではなく,当直医を “在宅医療チームの一員” に引き込むマネジメントが重要となってくる.
▪当直医対応以外にも常勤医のオンコール体制や診診連携による輪番制など,地域のリソースに合わせたさまざまなバックアップの形が考えられる.地域にあるリソースを前提として仕組みを考え,足りない部分を民間と連携することで補うというハイブリッドモデルも広まっていくと考えられる.
▪働き方改革が業界全体で進むなかで,在宅医療も持続可能な形にアップデートしていく必要がある.
© Nankodo Co., Ltd., 2024