特集 在宅医療は何のために存在するのか―これからの在宅医療を見据えて
[Chapter 5] 在宅医療のバリエーション
在宅療養支援病院での急性期支援型在宅医療
織田 良正
1,2
1社会医療法人祐愛会 織田病院
2佐賀大学医学部附属病院 地域総合診療センター
キーワード:
メディカル・ベースキャンプ(MBC)
,
在宅医療
,
在宅療養支援病院
Keyword:
メディカル・ベースキャンプ(MBC)
,
在宅医療
,
在宅療養支援病院
pp.463-467
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika133_463
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▪85歳以上の人口の増加により,要介護,認知症の高齢患者が急増している.
▪退院後も患者が安心して自宅での生活に戻るためには,入退院支援から一貫して在宅療養支援を多職種で行うことで,必要なケアを継続することが重要である.
▪2015年9月から当院では,多職種で構成された訪問チームであるメディカル・ベースキャンプ(MBC)を結成し,退院直後の在宅療養支援を開始した.
▪在宅療養支援病院が地域の中核的在宅医療機関になることは,在宅と病院の双方向の円滑な連携を図るうえで意義は大きい.
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