Japanese
English
特集 リハビリテーション医療におけるソーシャルワーク
医療療養型病院
Medical care hospital
小林 紀子
1
,
杉本 淳
2
Noriko Kobayashi
1
,
Atsushi Sugimoto
2
1八王子保健生活協同組合城山病院医療福祉科
2八王子保健生活協同組合城山病院
1Department of Social Welfare, Hachioji Health Cooperative Shiroyama Hospital
2Shiroyama Hospital
キーワード:
地域包括ケアシステム
,
慢性期医療
,
在宅療養支援病院
,
在宅ケア体制の再構築
,
MSWの機能
Keyword:
地域包括ケアシステム
,
慢性期医療
,
在宅療養支援病院
,
在宅ケア体制の再構築
,
MSWの機能
pp.1175-1181
発行日 2019年12月10日
Published Date 2019/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552201819
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はじめに
国をあげて推進する地域包括ケアシステムは,各分野でその取り組みが始まっている.システム構築のめどである2025年に近づくなか,それぞれの関連する機関が地域でどのように機能していくかが重要な課題となる.そのなかで医療ソーシャルワーカー(Medical social worker;MSW)がどのように貢献するのかは身に迫る課題である.
また慢性期医療の分野では,慢性期医療が地域包括ケアシステムの核となり,患者利用者に選ばれるサービスを提供し,機能の拡充を図るよう努めるといわれており,これは慢性期医療に携わる者の大きな課題と受け止めている.
そこで本稿では,療養型病院をベースに地域医療・リハビリテーション医療を行う八王子保健生活協同組合城山病院(以下,当院)の機能や取り組みとそこでのソーシャルワークを振り返り,今後の展望につなげたい.
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