特集 どうする!? 突然の感染症対応―外来患者も入院患者も
プライマリケアで行う感染症マネジメント
STIを見つけたらどうする?
柳澤 如樹
1,2
1柳沢クリニック
2国立国際医療研究センター
キーワード:
性感染症
,
コロナ禍
,
「5つのP」
Keyword:
性感染症
,
コロナ禍
,
「5つのP」
pp.1093-1095
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika130_1093
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Summary
▪コロナ禍においても,性感染症(STI)の発症頻度に大きな変化はない.
▪性交渉歴の聴取は正確な診断には重要で,問診の際には「5つのP」を想起しながら行う.
▪代表的なSTIにはHIV感染症,梅毒,性器ヘルペス感染症,淋菌・クラミジア感染症がある.
▪治療効果判定に悩むときには,経験豊富な感染症医にコンサルトする.
© Nankodo Co., Ltd., 2022