特集 内科疾患の診断基準・病型分類・重症度
第9章 血液
診断メモ
慢性活動性EBウイルス感染症
新井 文子
1,2
1聖マリアンナ医科大学内科学(血液・腫瘍内科)
2東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科血液疾患治療開発学
pp.935-935
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika127_935
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1.診断基準
慢性活動性EBウイルス感染症(chronic active Epstein-Barr virus infection:CAEBV)は,持続・反復する炎症を示し,EBVに感染したTもしくはNK細胞のクローナルな増殖を認める難治性,進行性の疾患である.診断基準を表1に示す1).
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