特集 内科疾患の診断基準・病型分類・重症度
第2章 消化器
胃食道逆流症
栗林 志行
1
,
保坂 浩子
1
,
浦岡 俊夫
1
1群馬大学大学院医学系研究科内科学講座消化器・肝臓内科学
pp.548-551
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika127_548
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診断基準
「胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2015」では,胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease:GERD)の定義として,「胃食道逆流症(gastroesophageal reflux disease:GERD)は胃食道逆流(gastroesophageal reflux:GER)により引き起こされる食道粘膜傷害と煩わしい症状のいずれかまたは両者を引き起こす疾患であり,食道粘膜傷害を有する「びらん性GERD」と症状のみを認める「非びらん性GERD」に分類される」と記載されている1).
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