Japanese
English
投稿 症例
pembrolizumabの治療中にhyperprogressionをきたしたと考えられた肺腺がんの1例
A case of hyperprogression in pulmonary adenocarcinoma treated with pembrolizumab
西山 和宏
1
,
荒木 勇一朗
1
,
松波 舞衣子
1
,
山川 英夫
1
,
北村 有希
1
K. Nishiyama
1
,
Y. Araki
1
,
M. Matsunami
1
,
H. Yamakawa
1
,
Y. Kitamura
1
1名古屋市立東部医療センター呼吸器内科
pp.1173-1176
発行日 2020年12月1日
Published Date 2020/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika126_1173
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は じ め に 免疫チェックポイント阻害薬は非小細胞肺がんの効果的な治療薬である.この免疫チェックポイント阻害薬投与後に急速な腫瘍の増大(hyperprogression)をきたすことが報告されている.正確な頻度や病態については明確ではない部分が多いが,今回免疫チェックポイント阻害薬であるpembrolizumab投与後にhyperprogressionをきたしたと考えられた肺腺がんの1例について報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020