特集 高血圧診療Update―「高血圧治療ガイドライン2019」で何が変わるのか?
鼎 談
臨床現場における高血圧診療のこれから
-「高血圧治療ガイドライン2019」を踏まえて
坂倉 建一
1
,
吉岡 徹
2
,
石田 岳史
3
1自治医科大学附属さいたま医療センター循環器内科
2よしおか医院
3さいたま市民医療センター内科
pp.295-303
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika125_295
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坂倉 高血圧は非常に有病率が高くて,恐らく内科医として診療している限り避けて通れませんが,2019年4月に「高血圧治療ガイドライン」が5年ぶりに改訂されました.新しくなったガイドラインで,実際の臨床現場がどのような影響を受けるかは未知数だということで,最前線の開業医として実際に患者さんに接していらっしゃる吉岡先生,地域中核病院の内科・循環器内科として患者さんに接していらっしゃる石田先生に,それぞれの立場から高血圧診療のこれからについてお話を伺いたいと思います.
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