特集 喘息とCOPD
検 査
呼吸抵抗検査
-強制オシレーション法
小荒井 晃
1
,
黒澤 一
2,3
1東北大学大学院医学系研究科内科病態学講座呼吸器内科学分野
2東北大学環境・安全推進センター
3東北大学大学院医学系研究科産業医学分野
キーワード:
広域周波オシレーション法
,
呼吸抵抗(Rrs)
,
呼吸リアクタンス(Xrs)
,
周波数依存性
Keyword:
広域周波オシレーション法
,
呼吸抵抗(Rrs)
,
呼吸リアクタンス(Xrs)
,
周波数依存性
pp.1317-1320
発行日 2020年6月1日
Published Date 2020/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika125_1317
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Summary
▪強制オシレーション法を測定原理とする広域周波オシレーション法は,非侵襲的に安静換気で呼吸抵抗(Rrs)を評価できる検査法であり,低肺機能者や小児でも測定が容易である.
▪Rrsおよび呼吸リアクタンス(Xrs)には周波数依存性が認められ,閉塞性肺疾患で増大する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020