特集 内科医として “足” を診る―靴下をとって足病変を見逃すな!
総 論
内科医として “足” を診る意義と実際
木村 琢磨
1,2
1埼玉医科大学総合診療内科
2HAPPINESS館クリニック
キーワード:
内科医
,
足を診る
,
フットケア
Keyword:
内科医
,
足を診る
,
フットケア
pp.2216-2220
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika124_2216
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近年,高齢者の増加に相まって,日常診療で「足(の症状・疾患)を診る」機会が増加している.足の診療を一定以上の質で行うことがますます求められるが,これまで足を診るための教育・研修の機会は,内科医にとって少なかったと考えられる.
そこで本稿では足を診ることに “明るくない医師” の立場で,くるぶしより下部(足首からつま先の部分)を主眼に,内科医が足を診る意義と実際について外来診療を念頭に置いて考えてみたい.
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