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結核性腹膜炎の治療7ヵ月後に呼吸不全で死亡した透析例
東京都健康長寿医療センターCPC
pp.1191-1202
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika123_1191
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症 例:86歳,男性.
主 訴:低体温.
板橋 本症例は,若年時に肺結核,16年前に肥満性低換気によって非侵襲的陽圧換気(noninvasive positive pressure ventilation:NPPV)を導入されています.6年前に誤嚥性肺炎を契機に在宅酸素療法を開始し,3年前に完全房室ブロック(atrioventricular block:AV block)でDDDモードのペースメーカーが挿入されています.また,1年前の3月には肺炎と心不全で入院加療を受けております.
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